3回目のワクチン接種から1週間以上経ってから

 動物病院で3回目のワクチンを終え、それから1週間以上経過してからご予約をお願い致します。当店は多くのコが出入りする場所です。店内、空間、グルーミングテーブル、ケージ、トリミングシザー、クリッパー(バリカン)、ブラシ、コーム(くし)、フロアなど、感染予防として洗浄・消毒・手洗いを徹底しておりますが、子犬は成犬よりも病原菌に対する抵抗力が低いため、動物病院で3回目のワクチンを打ち、病原菌に対する抵抗力を作ってからのご予約をお願い致します。

子犬 初めてのグルーミング

 「ペットサロンでのシャンプー、カットが初めて」という子犬は全身カット・コースのご利用はご遠慮頂いております。ブラッシングや爪切りなどの小さな施術を短時間で行うことから始めます。

子犬のグルーミング計画について

1.サロンの雰囲気、トリマー高田、道具に「馴れてもらう 慣れてもらう」時間をつくる

 まず一回目は、そのコと過ごす時間をメインにします。店内で一緒に過ごす時間のなかでそのコの様子(表情や雰囲気)を観察します。観察するなかで「ここまでは大丈夫」と判断した施術をやります。二回目から、爪切り、耳掃除、ブラッシング、部分的なカットなど心身への負担が小さい施術から慣れさせることから始めます。またこのときに「ハサミの開閉音、バリカンの振動音、ドライヤーの風圧/音」などをさりげなく聞かせる見せます。

 この小さなステップアップを飛ばして初回からフルコースで全身のカットをしてしまうと様々な弊害が生じます。施術中に動き回るコ、テーブルの上から飛び降りようとするコ、恐怖から我慢してしまうコがでてきます(テーブルから落下すれば確実に骨折します)。美容器具にじゃれてくるコもいます。このような状況では作業ができず、刃物を使用しているため非常に危険。またトリミングサロンが嫌いになってしまいます。


2.感覚としての落下を体験させる時間をつくる

 初めて美容室のテーブルに乗せられたコは、自分の何倍もある高さの上に立っているのですから、恐怖心でかたまってしまいます。そこで、名前を呼んだり、おやつなどで気をまぎらわせたりしてリラックスさせてあげます。テーブルに乗ることに慣れてきたら“テーブルの面の大きさが限定されていることを教えます。「これ以上前進もしくは後退したら落ちる」ということを、ご愛犬の体を保持しながら、感覚としての落下を経験させます。


3.ステイを学習する時間をつくる 

 ステイとは、テーブルの上で正しい姿勢で立つことです。始めは数秒から。徐々に立っている時間を長くしていきます。決めた秒数をクリアできたらほめてあげます(慣れてくると、あごの下に手をそえているだけでステイしてくれるようになります)。
 


 1.〜3.のことを徐々に覚えてもらいます。


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