からみ、毛玉、フエルト状態になっているコに対して

 「毛玉/からみ」は人間の場合で例えますと「髪の毛にかたくなったガムが張り付いた状態」です。人間もその状態でクシやブラシでとかしたら痛いです。ブラシで毛を引っ張られても犬は長時間耐えています。トリマーに対して攻撃できる牙があるのに痛くてもじっと耐えています。このような精神的なストレスと皮膚への苦痛により、帰宅後に具合が悪くなることがあります。加えて、トリミングサロンにおけるトリミング中の擦り傷や怪我は毛玉取りの作業中に起こるケースが大半を占めています。

 仮に、「毛玉/からみ」を時間をかけてきれいに処理してフワフワな仕上がりにして飼い主さんが喜ばれても、その背景で犬がトリミングサロンに来るたびに「毛玉/からみ」取りで苦痛を感じるのであれば、それは犬にとって不幸なことです。

 不必要な痛み、怪我、精神ストレスを避けるために、当店では「毛玉 からみ フエルト状態のからみ」はハサミやバリカンで処理致します。そのため、部分的に短くなりますがなるべく目立ないように仕上げております

全身(顔面・頭部・耳を含む)が「からみ/毛玉」でおおわれ、フエルト状態になっているご愛犬の場合は季節を問わず、1p〜2p残しの仕上がりになる可能性があります。予めご了承をお願い致します。

 

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